前回エントリーのレッドへリングのカンファレンスで強く感じたことを書きます。
・日本は世界第二位の経済大国です。
・大きな内需により、日本のみの展開サービスでも成り立つことが今のところできます。
・反面韓国は内需が小さいので必然的に外を見ざるを得ません。
・NTTドコモとSKテレコム(韓国No.1の携帯キャリア)を比較したとき、SKはEU、アジア、米国全てに進出しています。
・韓国のみならず、アジア諸国は同様の動きをしている国が多いです。
・結果海外勢と切磋琢磨し商品、サービスは世界と戦えるレベルにブラッシュアップされます。
・世界は勿論オープン化に向かっています。
・内需に守られていると思っていたら、内需も実力のある海外勢に奪われます。
こんなような話です。
自動車、家電等過去の日本企業は海外に出て強くなってきました。
ですが、その後の企業はどこまでそれが出来ているのでしょうか?
戦後の企業はできて、最近の企業はできない。
ある意味疑問が残ります。
アジア勢のグローバリゼーションへの流れは非常に強く、内需に支えられた国内企業は鎖国状態で「文明開化の音がする」みたいな話も無きにしもあらずです。
この問題をどうやって打破していくのかを各企業真剣に考えないといけないステージに来ていると思います。
チームの組成の仕方も日本人のチームで海外に挑むというよりも、日本企業だけど、外国人をチームに組み込みながら仕事していくような感覚が主流になりそうです。世界はよりフラットに、より小さくなっているのです。
話は変わりますが、Eアクセスの千本さんとNTTDocomoの夏野さんの英語のプレゼン能力は非常に高いです。
こんなムードです。
場を掌握する強いものがあります。
多分日本語でプレゼンするのと英語でやるのとでお二人もムードが違うんじゃないかなとも思いました。
日本人のそれを見れたのも大きな刺激でした。
そもそもの自身の国際性も含め、課題は多いです。
greendoor-collegeさん、
そうですよね。
日本がアドバンテージを持っているものは沢山あると思いますし誇りにも思います!
その伝統が強みになるものに対し、革新が強みになる業界などは特にスピードや国際的開発視点がより重要になると考えています。
投稿情報: 中村 | 2007-07-26 09:32