お世話になっている、佐々木さんから本を頂いて読みました。(佐々木さんとはスポーツクラブが同じでたまにお会いしていたのですが、最近時間帯あわずなかなかお会いできておりません。。。)
本書は刺激的なタイトルですが、早速20000部オーバーで増刷が続いている大人気新書になったようです!
多くの方が本件疑問に思っているのでしょう。
マスメディアの今後とインターネットの影響が分かりやすく書いてあります。
テレビの場合、
コンテンツ=番組
コンテナ=テレビ
コンベア=地上波
↓
コンテンツ=番組
コンテナ=YouTube
コンベア=インターネット
こういう風な三層構造でプレイヤーを整理しながら次の時代に備えよということが書いてあります。
音楽の場合
コンテンツ=楽曲
コンテナ=CD
コンベア=CDショップ
↓
コンテンツ=楽曲
コンテナ=iTunes Store
コンベア=インターネット
常々思っていることですが、ネットによる本当の変化はこれから起こるだろうということです。「今頃何言ってるの?」と言われそうですが、アメリカでは実際に最近になってメディアの再編が止まりません。日本では2000年前にネットバブルが起こりましたが、最初のネットによる大変化はつまるところEコマースだったと思っています。
Eコマースが普及して小売りの多くをECがとるようになっています。その影響もあってか昨今百貨店の閉店が相次ぐという流通への大変革に影響を及ぼしています。
そして前回の流通変革に続き、第2波はメディアです。第1波の百貨店に当たるのが第2波では既存メディアということになります。今回も構造的な変化で超ビッグウェーブです。2000年以降に出たインターネットテクノロジーがそれを加速しています。
今この流れを正しく理解するのに役に立つ一冊です。
また、佐々木さんの有料メールマガジンは最初からずっと読んでますが、本に至る前の佐々木さんの思考の中を解放しておりとても面白いですよ!
http://www.pressa.jp/magazine/index.html