先日NILSで出会った中国の旅行のITベンチャーQUNARの社長のFritzさんが当社のEditaに興味があるとのことで来社頂いた。
彼はアメリカ人でNews Corp.時代に中国に駐在して以来そのまま帰らず中国で3度ベンチャーを起こし2度売却に成功し、1度倒産させたが、再度QUNARを起業しているというシリアルアントレプレナーだ。
勿論億万長者だが、何度もチャレンジするその姿は凄いし、とにかくスタートアップが楽しくてしょうがないみたい。
その彼ごしに見えた素晴らしさは遠慮なく動くその姿勢である。
当社のオフィスはちょっと分かりにくい場所にあるのだが、時間通りにこなかったので外に出て待っていたら、地図を握り締めた彼が登場し、
「Sorry for late Masahide」とニコニコ言ってきた。
情報を取るために自分が偉いとか偉くないとか有名とか無名とかそういうことは全く考えず、必要とある情報は自分で足を運んで取りに行く。しかも遠慮なく。
意外と意識していないと遠慮がちな日本人は忘れてしまいそうな感覚を彼は素でやっている。
以前、中国の起業家と日本人の起業家の違いの一つに「良くも悪くも図々しさだ」と聞いたことがある。
中国の起業家は相手がどんな偉いとされている人であれ自分の言いたいこと、考えていることをズケズケと言い、見解を求めて来るそうだ。
ソフトバンクの孫社長も若かりし頃、マクドナルドの故藤田社長に会いたくてあの手この手を使ったと何かで読んだ。
とにかく僕ら若手や起業家は体裁とか余計なことを考えず猪突猛進できるのが特権であり、変に大人びる必要は無い。
そんな思いを強くさせてくれたFritzの訪問であった。
その後他の日本の起業家たちも参加して楽しい食事をした。Fritzも満足してくれたそうだ。
話は変わるが先ほどプレジデント3月19日号を読んでいたら、61ページにいきなり当社のエディタが載っていた。
IT関連ジャーナリストで有名な佐々木俊尚さんにご推薦頂いたみたいだ。
もっとサービスレベルを高めてこういうケースを増やしていきたい!
佐々木さん有難うございます。
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