デジタルハリウッドは当社の株主であり、僕はデジタルハリウッド大学院の講座に参加させて頂ける生徒もやらせて頂いてます。
藤本社長自らが教壇に立つ起業ゼミという講座に昨日出席したのですが、勉強になりました。
事業説明が的を得ない起業家の卵の生徒に対し、ビジネスモデルは30秒と3分で話せなければならないとのこと。
理由はこれから社長は多くの人に営業かけなきゃならないし、お金も集めなくてはならないその時に短く話せないと売れないし、出資も得られないとのこと。
納得。
多分、30秒というのは一言で興味を引けという意味で、3分は立ち話で理解させろということに他ならないと思います。
実はいつもここはアライドアーキテクツでは悩みます。
一言で言いにくいモデルが結構あります。。。
いずれにせよ、30秒と3分とは良いことを聞きました。練習せねばっ。
もう一つ、資本政策でためになるお話があったので下記します。
ベンチャーを作った後、最初に資本を割り当てるのは事業パートナーで、特に売上を上げてくれるパートナーから資本を割り当てる。経営幹部も同様に大事とのことです。
その次に会社の時価総額を上げてからお金というメリットの多いVCから入れるのが良いとのこと。
最初に友達から出資を得るというのは実はダメなケースで、知人は売上を伸ばしてくれない。その出資にはお金だけのメリットしか無い。その割には多く株を渡します。とにかく最初は事業を成長させてくれるパートナーに資本を割り当てるべきだと力説されてました。
意外とこういうことって分かってない。藤本先生もみんな何度言っても間違えるとぼやいていました。
当社の場合、一番最初に事業パートナーとしてデジハリさんに資本参加して頂きました。ウェブ制作系のデザイナーサプライヤーとなってもらうためです。
販売のパートナーに関しては、まだどの事業がフライするのかが読めなかったので当時は二の足を踏みましたし、相手の明確なイメージができませんでした。
タイミング的に仕方が無かったかなと思います。
いずれにせよ、こんなお勉強をたまにさせて頂いております。
いつも楽しく拝見しております。
いつもは拝見するだけなのですが、、「最初に資本を割り当てるのは事業パートナー」に「なるほど」と思ってコメントしました。本当は「事業説明は30秒以内で」の方がメインだったんでしょうけど。。。
普通は、最初の資本は身近なところから集めようとしてしまいますので、自分達の事業を支えてくれる取引先などに出資をしてもらう、というのは少し目からウロコでした。
出資した以上、客としても市場を良く知るアドバイザーとしても貴重な存在になりますよね。
今後増資する際に、参考にさせていただきたいと思います。
これからもがんばってくださいね。
投稿情報: Tsukuda | 2007-01-19 01:15