昨日当社のエンジニアと食事をしていて、本人は気付いていないと思うが、僕としては心底嬉しいことを言ってくれた。
彼は長く受託系の仕事をしていて、エンジニアとしては辣腕と名をはせた人材である。
ただ、その受託系というのは、クライアントの依頼を受けて、クライアントの言うとおりに作るというものであり、時間販売の商売になる。
いくら素晴らしいものを作っても達成感があったり儲かったりするのはクライアントで受託系のシステムをやっている限り、1外注先に過ぎないのである。
彼には2段階ギアチェンジが起こったと思っています。
1段目は人のシステムを作っていた受託から、自社商品を作るように変わったこと。
システムが稼動して、ユーザーに使われて、収益が上がること全て自分の達成感になります。何よりも自分の作った商品が自分の会社の製品として世の中で使われるなんてことはなんて素晴らしいことでしょうか。
2段目は開発手法です。
当社は今までの受託会社が多く行ってきたウォーターフォール型の開発形態は取っていません。
そして基本的な要求定義者はエンジニア本人です。
まずは最も大事な基本機能をα版としてリリースします。
エンジニア一人だけでよいものは作れないので、顧客、社内、エンジニアチームで使ってもらって小さな打ち合わせをどんどんやって優先度を付けて機能を付け足していきます。
アジャイル的な手法とでも言うのでしょうか。
これにより、無駄な開発が防げたりします。
受託系ではサービス作りというところでの頭は使いません。
これが考えられないエンジニアを生むという悪しき習慣を作ります。
そのエンジニアは最後に、「このやり方はたまらない。もう受託系には戻れないと思う。。。」
っとぼそり。
エンジニアの方でどんなことやってるのか興味ある方はどんなことやってるのか見に来てください。[email protected]までメール頂ければCTOとの面談をセットしますね。
世の中に無いものをどんどん作って行こう!!
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