ある新規コンシューマー向けサービスの開発が佳境に入り、当社では恒例のネーミング募集が始まっています。各所から「そのサービスの思い」へのネーミングが集まってきています。
最後は大投票&討論会で決着するのが当社の流れ。
来週の投票会が今からとても楽しみです。
ところで、昨日レイスの中山常務に依頼され、レイスさん主催の学生ビジネスアイデアコンテストの応募者の方々へのちょっとしたプレゼンと懇親会にMixiの塚田取締役と参加して来ました。学生さんとの出会いを頂けて感謝しております。
その帰りの電車の中でMixiの塚田さんとサービスの名称についての議論になりました。
今、ネット業界の流れは「会社名+サービスを表す言葉」が主流だがそれはどうなのか?
一般論ではブランディングコストが2倍、3倍とかかるので上記手法がコスト効率が良いとされるのだが、インターネットサービスもそれで良いのか?
例えば、MixiはイーマーキュリーというFind Jobを運営している会社のサービスだが、イーマーキュリーSNS等の名前だったらここまで普及しなかったのでは無いか?
今のところの解としては、突出したサービスを持っている会社のみがそのブランドを使ったネーミングに向いているのであり、そういうブランドを持たない会社はそれぞれに適した名前を付けるべきなのではと思っています。
Google、Yahoo!は検索やポータルといった圧倒的な認知度のサービスを持っています。なのでGoogle~、Yahoo!~とするのが認知や普及に近道だと思います。
ただ、当時のイーマーキュリーや今の当社のような会社がそのようなネーミング手法を用いても新規サービスの可能性を削ぐだけだと思います。
Mix+i(人)=Mixiとのことですが、サービスへの思いそして単体での無限の可能性がサービス名になった良い例だと思います。
このサービスはイーマーキュリーのブランドに左右されず成長し、最終的には社名にまで上り詰めました。
親を超えるなよ!と言わんばかりに「会社名+サービスを表す言葉」でサービスを世に出すよりも、これから船出するサービスに対して無限の可能性を秘めさせてあげる方が名付け親としては正しい判断のような気がします。
塚田さんとこんな会話をしながら日比谷から恵比寿までの日比谷線での帰路は楽しいものでした。
さあ、頑張って考えよう!
P.S.
学生さんとのイベントの懇親会の写真。
レイスさんのオフィスは流石人材業。めちゃくちゃカッコよかったです。
絨毯の応接室で土足厳禁の控え室に入れてもらいましたが、高級マンションのモデルルーム以上な感じでした。
一つ良いことを発見したのが、鏡。
会社を出るときに大きな鏡の扉に向かって10秒くらい必ず歩きます。
嫌でも歩いている自分の姿が目に飛び込んできます。
営業前の自分の姿を見るのは営業会社としては業績にすら好影響が出るのでは無いかと思いました。
今度中山さんに効果を聞いてみますね。
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