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第三者割当増資にて1億7千万円調達

本日プレスリリースした通り、アライドアーキテクツは3月末に2回目の第三者割当増資を行いました。一度目はデジタルハリウッドさんのみでした。デジハリさんとは設立前から御世話になっており事業パートナー的位置づけの増資だったのですが、今回が通常で言うところの初めての資金調達で、割当先は住友商事さん、ジャフコさん、日本アジア投資さんにお願いしました。

今回筆頭で出資頂きました住友商事さんには本当に色々と助けて頂きました。個人的にも住商は自分が最初に入った会社でとても感謝している会社です。そこから資金を出して頂き、株主になってもらうというのは何とも不思議で嬉しい縁を感じます。

ジャフコさんにはGDOの時、助けて頂きました。日本アジア投資さんからは色々と増資前からお世話頂きました。

当社にはCFOがいないので、社長である僕が3月随分とファイナンスに時間を取られたにも関わらず、3名の役員を筆頭に実業の手を止めず、2月に比べ2倍以上の売上を記録し3月の予算をクリアしてくれたことは何よりも嬉しい状況です。僕などいなくても多くの課題を皆頭フル回転で解決しているのを３月は常に目の当たりにしてきました。

3月という苦しい月を乗り越え、資金も調達したのでいよいよ本格的なドライブがアライドアーキテクツにはかかっていきます。

調達した資金を積極的に投資しつつも、大切に使いながら、頂いた期待値を超えていけるよう社員一同頑張って行きます！

会社の資金的な面、株主の顔ぶれからも会社としての信用力とやれることの幅がぐっと広がりました！早速様々な職種で採用募集をかけていますし、多くの方に興味を持ってもらっています。ベンチャーで羽ばたきたい！と思われる方は是非このブログからでもメール下さい。

また、資金調達のやり方等は知りたい方がとても多いようなので、次回以降に説明していこうと思います。

取り急ぎのご報告です。

採用基準は自分以上？

最近、入社候補者の方と食事する機会が増えてきた。昨日は盛り上がったので当社の役員の瀧口も呼んで色々と話した。
最中に当社の採用基準を尋ねられて、今まで意見の刷り合わせは無かったが、瀧口と意見は完全に一緒だった。
それは、
「自分以上」
まあ、勿論常にそうはならないが、そういう意識で望みたいところである。
自分のポジションを脅かされるタイプを採用することを嫌うタイプの管理職がいると会社の成長は衰える。
理想は、上司の仕事を部下がどんどん奪っていき、更に改良を加えていく、部下に仕事を奪われた上司は更なる上の仕事を作っていく。そんな追いかけっこが出来ているのが良いかと思う。
上司は上司でプレッシャーだが、とても健全だと思う。

アメリカの鉄鋼王、カーネギーの墓標銘。
「己の周りに、己より優れし人物を集めたる者、ここに眠る」

そういう意識でいることはいつの時代でも大事だということだ。

社風

社風は創業数ヶ月にいるメンバーの性格で決まってきてしまい、創業後３ヶ月も経ってしまえばその会社には既に社風が存在すると聞いたことがある。正しい気もするし、正しくない気もする。

企業は栄枯盛衰を繰り返す。新機軸を打ち出した革新的なチームは成長して、その過程の中で更なる新機軸を打ち出す。そして社員数は増え、成熟する。その頃になると革新性をひっぱっていた経営者は投資家対策に追われていたり、革新することへの興味が失せていたり。そしてその企業はEdgeの利いたものでは無く、プラットフォーム・定番になる。それでも収益性は保たれるが、長い目で見れば腐食は始まっており、新たな新機軸を持った会社に噛み付かれる。

栄枯盛衰とはこんなもので、歴史は繰り返されている。最初企業が持っていた童心を成熟しても失わない企業は作れないものだろうか？企業における永遠のInnocent worldは存在しないのだろうか？当社はまだ成長段階で考えるにはまだ早いものだと理解しているが、この課題は常に付きまとうものであろう。

僕を含め今当社の社員は2社目以降の者ばかりである。これらの者たちがはらんでいる危険性は過去の常識だと思う。新たな風土を作る上で一度リセットしなくてはならない。ゼロベースで何が真実か？の思考が出来なくてはダメ。事実、他の企業を知らない学生起業家の社風は面白いものが多い、米国ではGoogle、日本でははてなやドリコムであろうか。過去の経験が成長に生きる時と阻害する時と両方存在する。それを知った上で良いところ取りをしなくてはならない。

同業種交流会

25日土曜日に同業種交流会を当社とMixiさんとノッキングオンさんで共催しました。土曜日にも関わらず50名以上の方々にお越しいただきました。

当社は今B2Bの商品があり、B2C出身の僕にとって色々と試行錯誤中です。

開催の経緯を綴ると以下です。

・商売上多くの魅力的な方々にお会いしてもっとお話したいと常々思っている。

・何度もこういった会に招いて頂き、僕自身そこから多くのビジネスチャンスやプライベートの出会いが生まれ感謝しているので、今まで主催頂いた方々へのお返しと他の方々への提供。

・Mixiさん、ノッキングオンさんのネットワークで新たな出会いが欲しい。

会のコンセプトとしては以下のようにしました。

「ネット系企業とそれに纏わる方々のネットワーキング。
酒を酌み交わし、腹を割り、仲良くなり、人生をエンジョイする上での良き仲間との出会い。
そして、知り合うことから生まれる明日の協業・ビジネスアイデアの創出。」

ホスト3社で15名ずつとしたのでもっと呼びたい方々がいたのですが、多くはお声がけできませんでした。。。

異業種では無く、同業種にしたことにより、幹事はとても楽で勝手にワイワイ、ガヤガヤ。終わるまで、ずーっとそんな感じでした。

また、同年代にしたことも幸いしたかなと思いました。

会には二つの軸があると思います。それは業種と年代。１軸が合っていればそこそこ盛り上がりますが、今回は２軸ともミートしてみましました。２軸がミートすると参加者の方々も動きやすいのだろうと思いました。楽しかったかどうかは来て頂いた方々に聞いてみないと分かりませんが、多くの新しい出会いが生まれ、確実に将来のビジネスがいくつか生まれたことと思います。

こういった会は参加した後が実は大事です。会の時は長く、深い話はできないので、個人的に気になったり、ビジネス上の関わりを感じた方々とメールをし、お互いに復習することは大事です。そうしないと単なる名刺交換に終わってしまいます。（これはワークスアプリケーションの牧野社長より学びました。）
一度お会いしているとその後お会いすると何だか嬉しい気持ちでプライベートやビジネスをスタートできます。

また、やってみたいと思います。

参加者の方々は遅くまで有難うございました！！

社長会合

神原さんのブログにあるように、いつもお世話してもらっていて僕にとっての姉貴分News2uの神原さん、僕の学生時代の家庭教師で一緒に酒を飲むのは初めてなシックスアパートの関さん、インターネット関連のVCとして言わずと知れた人でゴルフ仲間のグロービスの小林さん、僕のゴルフのライバルであるCNET大日さんで六本木で食事しました。

関さん、神原さんは1990年代初頭からインターネットに関係している仕事をしているので、当時から今に至る流れが体験できていてちょっとうらやましく思いました。僕はネットは使っていたけど、体系的にネット業界を見だしたのは2000年からなので、知らないことだらけといつも痛感させられます。

そんな刺激的な会合をしていました。

最近は社長さんと食事することが増えてきて、個人的には結構嬉しいです。社長同士が一緒にいるとは良く言いますが、これホントですね。こういう社長会合をするときっと会社にいるときよりも目が垂れて、リラックスして意見交換できて、それに価値を皆感じているのでは無いかと思います。

お会いすることによって得られる情報はやっぱりどのメディアにある情報よりもフレッシュです。

その後、まだ行ったことが無かったGREE社に皆で潜入してしまいました。夜訪ねたので六本木の誘惑だらけの町のど真ん中にあったのにはびっくり。当社と同じでGREEもかなり男所帯な感じです。だけど、オフィスは清潔感があり広かったです。若いパワーを本当に感じました。頑張らねば。。。

引越しするか。。。

今日のオフィスの模様です。

役員、社員、インターンを入れると最近オフィスが息苦しい状況です。

しかも全員男。

最近営業に出て、女性がお茶を出してくれるとちょっと羨ましくなったりしてます。

3月～4月にかけて3名増加予定。明らかに机を置く場所が無くなります。マンションタイプなので、「アイツは風呂で仕事」、「営業部隊は机没収」等の話がギャグのようなギャグで無いような話になっています。

っということで遅くとも４月一杯には引越しをしなくてはならない状況になるので、お世話になった最初のオフィスを出る覚悟を固めました。

この頃は広かったなあ。

このオフィスには1年くらいいるかなと思ってたのですが、8ヶ月で出ることになりそう。嬉しいような悲しいような。。。

恵比寿という好立地にも関わらず20万円の家賃ととても気に入っていました。オフィスの賃料が上がることは確実なので、もっと稼がねばとヤル気になります。

実は知り合いの会社が同時期に引っ越すのでその後に入ろうと思っています。30-40名まで入れるサイズで環境もエリアも広さも綺麗さも最高の物件です。それでいてコネあり物件なので価格もリーズナブルで気に入っています。

ただ、駅から歩いてちょっと遠いのです。渋谷駅から早歩きで13分、神泉駅から早歩きで8分の松涛のエリアです。

大きな木々や庭もあり環境は抜群なのですが、唯一の欠点は駅からの距離です。

営業のリーダーの瀧口は「駅からの遠さと営業成績は全く関連性が無いので問題ない！」とこの物件をとても気に入っています。

後はいらっしゃるお客様がどうかというところです。

最近の当社のお客様は殆どがベンチャーキャピタルさんか証券会社さんなので、こちらから出向くケースの方が多い会社なのは明らかです。

ただ、立地により客足が遠のくのはちょっと気がかりです。

お客様が来たくなるようなアイデアは無いのか？
営業マンが出不精にならないようなアイデアは無いのか？

とか考えています。

GDOの時、ゴルフの会社だったので、駅から遠いオフィスにしようかという話になった時、試打コーナーでもお客様に開放するか、という話になったのを思い出しました。

お客様が喜んで訪問したくなるようなアイデアってあるのですかねえ。

ブログのデザイン変えました

昨日ブログのデザインを変えました。

売れっ子書道家の武田双龍さんに書を書いて頂き、売れっ子デザイナーの熊本順子さんにデザインしてもらいました。

僕からの要望は飽きの来ないシンプルなものです。とても満足しています。

双龍さんに書いて頂いた、愉翔という字は僕の人生のコンセプトに近いです。

羽を折られた人生よりも、自由に空を翔ぶことができる人生を。

折角空を翔ぶのだから、どうせなら愉しくおもしろおかしくやりたい！

みたいな意味合いです。

人は好きなことを思う存分やっている時に最大パフォーマンスが出ます。仕事も一緒だと思います。好きこそものの上手なれ。

当社ではそういう個性を支援していきます。

当社のミッションステートメントは以下です。

「個性の時代をインターネットを通じてリードします。」

多くの個性が飛び立つと日本は凄いことになると本気で思っています。

デジタルハリウッドさんに出資頂くきっかけの出来事

2006年1月（要するに先月）にデジタルハリウッドさんから出資頂きました。
当社が掲げる、「ウェブデザインの流通革命」にはデジハリさんは重要なパートナーと当社では認識しています。これを機に北海道から九州まで全国のデジハリ校舎にて学生から既に活躍されているデザイナーの方々にお集まり頂き、当社のビジネスの説明をして行きます。
2月は福岡です！

折角なのでデジハリさんに出資頂くまでの経緯を紹介します。
昨年の7月に北海道で行われた、「New Industry Leaders Summit 2005 Summer」の帰りの飛行機で隣になったのがホットリンクの内山社長でした。

ホットリンクは東大から生まれたベンチャー企業でネット上の検索等において高い技術力をお持ちの会社です。
当時僕はまだGDOにいましたが、既にアライドアーキテクツをスタートすることはGDOの幹部内では周知の事実となっていた頃です。

内山さんとはそれぞれの事業内容を説明しあい、飛行機の中で完全に時を忘れて議論したのを今でも鮮明に覚えています。
ある程度のところで僕から
「実は8月にGDOを退職して、新たに会社を起こすんです。」
と伝えると、内山さんも多少面食らった感じでしたが、一気に構想をお伝えしました。
その頃は特にデジハリさんのことは意識していなかったのですが、感の鋭い内山さんは
「YEOでお世話になっているデジハリの藤本社長を紹介できますよ。」
とおっしゃってくれました。
藤本社長はベンチャー企業家としても数々の成功を収められた方です。
http://www.protama.net/interview/01/1.html

言われてみて整理すると、相互メリットを考えても良いパートナーになりうると判断し、翌週直ぐに内山さんにセッティングをお願いしました。

7月26日に神泉にある「いちのや」といううなぎ屋を内山さんが予約してくれました。
当日は僕はGDOを有休で休んでおり、瀧口（当社役員）はまだインテリジェンスに出社しているという状況。朝から台風情報がニュースで流れ、徐々にその勢いは増して行っていました。

前日の夜中に藤本社長から以下メールが来ました
------------------
台風が最も接近する時間帯のようですが、
決行ということで了解しました。（笑）
藤本
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おいおい、台風の日に決行するとは何だか失礼っぽく無いか？？と思い、

中村→瀧口
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藤本社長と以下のようなやり取りしてるんだけど、今日はやめた方が良いかなあ？
決行したら失礼かなあ。
http://weathernews.jp/typhoon/
http://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/typhoon/typha.html
中村
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瀧口→中村
------------------
折角のチャンスなのでやはり決行でしょう。
瀧口
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中村→藤本社長
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中々藤本様のお時間頂けるチャンスは無いと思いますので、大雨ですが、決行させて頂ければ幸いです。(^^ゞ
中村
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ってな具合のやり取りの末、うなぎ屋に皆さんオンタイムで集合頂きました。
皆忙しい人たちですし、この日に会ってしまわないと、随分先になってしまうような気が直感でしました。よって失礼ながらも決行です。

ただ、夜は台風の目に入っていたのか、現地は傘をささずに歩けるまで天候が回復していて、会食終了後も傘なしで楽勝でタクシーも拾うことが出来ました。

天気は見方してくれました。

この顔合わせを機に藤本社長に中村、瀧口は気に入って頂き（多分。。。）、業界のことを教えて頂いたり、色々な方を紹介頂いたりといった具合でコミュニケーションがスタートしました。

デジハリさんに出資頂く登記書類を作成している時、当社は内山さんに藤本社長を紹介頂いたところから始まっていて、ついにここまで来たかと少し感慨深いものがありました。皆さんにホント感謝です。

内山社長が飛行機で隣に座らなかったら、多分この資本提携は無かったか遅れただろうと思います。また、台風の日のやり取りにも何か感慨深いものを感じてしまいます。

本件で思うことは、一人で考えて答えを出すことは限界があり、周りにいる人々のアイデアやちょっとした一言が会社の運命を大きく変えて行くということです。
大いに耳を傾け、その中の情報の取捨選択を大事にして行きたいと思わせてくれる出来事です。

国会議事堂潜入ルポ

公職選挙法が改正されると今後政治家によるネット上での発言が高まると予想されますね。
っということで住商の親友である福田繁夫君に紹介してもらい福田康夫衆議院議員の秘書を勤める福田達夫さん（繁夫の兄にあたる。）を訪ねさせて頂きました。
ついでに国会を案内して頂きました。
国会って入ったことあったっけな？
多分無いと思う。
中にいると、小泉シスターズ（だったっけ？）が食堂で昼飯食べてたり、いきなり亀井さんが報道陣に囲まれてインタビューされていたりと結構面白かった。

良く見る風景。古い建物で贅沢に作られてるのは実に美しい。











議員食堂にてランチ











その名も国会弁当











議員会館福田康夫事務所にて











マニアックなお土産屋に連れてって頂いたので思わず購入。歴代首相マグカップ。








順ちゃんフィギュア。6体で600円ナリ。左から「ガンバロー」「元気に行こう(握手）」「Nippon勝利」「辛抱」「米百俵」「改革交響曲」だそうです！

人材確保助成金許可下りました

以前、中小企業基盤人材確保助成金の申請のエントリーを書きましたが、許認可が下りました。最大850万円の援助でとても助かります！

今回は社労士の方にお手伝い頂きとてもスムースに手続きできました、同様のベンチャーをやる方で必要ある場合は増田社労士をご紹介しますのでメール下さい。