朝令暮改的な話ですが、結構誤解が多いのでちょっと書いてみます。
常に自分の担当している業務の目標に向かって進んでいるのですが、誰でも優先度をつけてターゲットを決めてそこに効率的に到達するための仮説を立てると思います。
ところが、ちょっとやるとターゲットは違うのでは無いかと思うことは結構あるものです。一人でやってる仕事なら簡単に仮説変更するのですが、メンバーを巻き込んでいたりするとターゲット変更もそこへの進み方の仮説変更も気の引けるものです。
ただ、放置して進むと、現状正しいと認識されている新ターゲットと違う古いターゲットに向けて進むことになると、到底想定しうる成果は得られないです。
新ターゲットに対して進むための仮説に方針を切り替えるには発表が必要です。
「どうやら旧ターゲットは間違っていたらしい、新ターゲットに向かって今から頑張ろう!」
と
ところがこういうことをやってると
「また、あのマネージャーころころ言うこと変わって嫌ね。」
という声が聞こえてきそう。。。
ただ、正しいと思う新しい仮説が出てしまった以上、多分旧仮説のまま続けても成果は出ないので、ここで仮説変更をできるマネージャーは素晴らしいと思います。
それだけ短期間に新たな仮説が出てくるのは目標に向かって真剣に考え続けているということですし、周りから朝礼暮改と揶揄されようと、目標に向かう勇気がある人です。
完璧な人間などいないのだから、真剣に仮説を立て、壁にぶつかり、仮説を組み替え、というサイクルを高速で回すことはとても大切だと思います。
逆説的に考えると、「まずいかな?」と思いながらも朝令暮改をする勇気も無く、そのまま突き進む方が問題でメンバーを泥舟に乗せて走らせ続ける人ということになってしまいます。
一つ忘れてはならないのは、朝令暮改をする時は、メンバーに対し自分が誤ったことを説明することだと思います。
その上でもっと良い仮説を出せば、きっとメンバーは盛り上がって更に力を出してくれるでしょう。誤りを認めないと効果半減してしまいそうです。
仮説も当たりまくり、朝令暮改も必要ない人には憧れますが、そんな日は来ないとも思います!
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