最近ファイナンスに使っている時間が結構多くなってきている。
とても大事なことだが、アーリーステージのベンチャーとして一人のリソースが多くファイナンスに取られてしまうのはそれもまた危険。
現在進めているのは第三者割当増資だが、当社にはCFO的な存在がいないので、社長である僕がなるべく対応しせめて他の社員が現業に専念できるよう努めている。
当社の想定しているスピードで物事を進める上で外部の資本を入れるということは大いにプラスだ。
・金銭的な側面
・サポートという側面
サポートという側面は他の経営者の方々が言うよりもよっぽど有効だと僕は感じている、外野が増えることにより新しい視点が入る、自分たちでは足りないコネを持っている等恩恵を受けることは多いと思う。お金を頂いて更に優秀なリソースを使わせてもらえるということになる。
金銭的な側面もまた面白い。ベンチャーには避けて通れない市場からの資金調達。
社内でのプロジェクトだと社内の予算をひっぱり出せば良いが、ベンチャーは外部から頼るより他無い。
社内だと納得行かない理由で却下されることもあるが、社外だと資金を得られなければそれは自分達が100%悪いということになり、フェアに感じる。
投資家側はハイリスクハイリターンを狙ってくる分プレッシャーも大きい。彼らの出口戦略を考える上で株式公開に向けて手綱を緩めることは出来なくなる。
それはそうと日本の新興市場が活発なことに引きずられてベンチャーへの投資が活発なのも感じる。
社内、社外という垣根はなく、良いチーム、良いモデルを支援する環境では日本は恵まれていると思う。
我こそはと思う人はトライすべき時勢だと思う。
ですねー。
投稿情報: jun | 2006-03-10 10:01