昨日はミッションについてメンバーと話し合いました。ミッションを軽視する社員を良く見受けるのでGDOの頃も新入社員に対し「ミッションとは何か?」ということを伝えるのに多めに時間を使う方だった。
僕なりのミッションの定義を少し書きます。ミッションは会社の存在する理由を表わしておりミッションが無くて会社ができるのはおかしいということです。創業メンバーがやりたいことの集大成を言葉にしたものがミッションであり、それを達成するために法人を作り法人に自分達の思いを達成させる。その法人の繰り出すサービスは当然そのミッションに即したものが出てくる。GDOのミッションは以下でした。
「インターネットを通じて、ゴルフに必要な変革をリードする」
「気軽にゴルフを楽しめる環境をつくり、ゴルファーの活性化とゴルフ人口の拡大を実現する」
何か経営判断に迷った時は常にミッションに立ち返るよう教えられたし、教えてきました。取引先から苦渋の決断を迫られている、様々な要素を考えれば考えるほど答えが見えなくなる、そういう時は自分の会社のミッションを思い出してそれに即した答えを出せば大体間違うことはない。「ゴルフの変革を促進する判断か?」「ゴルファーが活性化する判断か?」といった具合です。
次にミッションを達成するためにどういう動き方で達成するのかというものを表わした行動指針が存在します。GDOの場合は以下です。
・日本のゴルファーの為に尽くす。
・インターネットのビジネスチャンスに賭ける志を共有する。
・ルールを守る。
・競争に打勝つためにコストとスピードを重視する。
・変化を先取りし、常に市場のニーズにこたえる。
・官僚主義を排し、あらゆるアイデアに対し、オープンで、率直な態度を貫く。
・積極果敢に目標に挑戦する。
・自主性と個性を尊重し、ひとりひとりのエネルギーと能力を最大限に発揮する。
ミッションを達成するために行動指針を無視して達成するのではなく、それを守って達成する必要があります。例えばルールを侵してまでゴルファー人口の拡大を目指さなくて良いということです。
上記ミッションは個人にも全く同じことが当てはまるので、集まったメンバーそれぞれの個人の話からスタートして、それを共有した。その後会社のミッションへ。アライドアーキテクツのミッションはまだきれいな言葉にはなっていませんが、皆心に持っているものは同じです。昨日はミッションステートメントは完成しきらずに夜中にタイムアップになってしまいました。
ミッションを作り共有することは会社の基本だと思っています。カッコよくなくても良いので皆が心に刻んでその使命に燃えられるミッションが素晴らしいと思います。
ちなみに最初の契約を結びました。相手はドリコムさんでした。
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