以前、会社にいらして頂いた渡辺さんがCNETにてセカンドベンチャーの記事をアップされました。
僕もセカンドベンチャーですが、実際に他のセカンドベンチャー社長がどのような戦略を取りどのように経験をプラスに使っていくかは伺ってみたいのでこの特集は今後も楽しみです。
早川社長は以下のように言っています。
--(厳密には一社目は創業ではないですが)一回目の創業と二回目の違いはありますか。
やはり、経験則があるのでポイントポイントで何を気をつけるのか、何をしなければならないのかが分かっているために事業計画をしっかりと持って進められます。また、利害関係者との調整タイミングが分かるなど全体としてスムーズに進められます。
全く同感です。僕の場合はかなり現場の仕事もしていた(ベンチャーなんてみんなそうですが。)ので自分がやり逃していることもありますが、創業から上場し、上場後まで、どのタイミングで何が起こったかは頭に入っています。要するに早川社長の言う"ポイント"が分かっています。これは相当なアドバンテージになると思っています。オービスの1キロ手前でアラートが鳴るということです。
良くMBAに行きたいですか?と聞かれます。
答えは「行きたいけど今行けない」という感じです。
MBAに行ったことが無いので何とも言えないが、行った人は異口同音に良かったと言う。それは確かめてみたい。経験してみたい。
ただ、僕は現業が楽しくてしょうがないし、今この瞬間を事業に変えていかないと後悔すると思っています。インターネットの世界は若手がどんどん台頭してきています。自分の感性が働かなくなる前に成し遂げなくちゃと思っています。多分インターネットの感性は40歳を超えるとその頃の10代~30代には勝てなくなると思っています。僕は31歳なので賞味期限はあと9年くらいかな?そう考えていると、今やりたいことが目の前にあるのにMBAに行くという選択肢はどうしても取れなくなる。もし受かることができて40歳になって行っても授業についていけ無そうだけど。。。英語も下手だし。。。
ただ、僕は思っています。GDOの創業メンバーになり3年10ヶ月でマザーズに上場し、上場後のマネジメントもやった経験はMBAの経験以上じゃないかと。GDOこそが僕にとってのMBAだったと思っています。だからセカンドベンチャーとはOJT版のMBAホルダーが会社を興すということに等しいと思ってます。自信を持って前進して行こうと思います。
コメント&トラックバックありがとうございます。
MBAについて、外野の意見ですが、知識というだけだとおそらく必要ないと思います。担保出来るものが他にたくさん出てきました。
では意味が無いかと問われるとひとつ知人の返答で絶妙なのがありました。「出来る人がどれくらい出来るか極例を見れて、以降多少凄い人に出会ってもびびらなくなった」。
ちなみに、この人は米国留学でマッキンゼーのパートナーをさらさらとこなし、休暇の感覚でトップスクールに来ている人と一緒だったそうです。
あと、個人的な感覚としては、良い現場優れた企業を通ってきた人に染みてる組織知に適うものはないと考えています。
投稿情報: SW | 2005-09-30 18:54