ちょっと造語を作ってみた。SRS。
会社(もしくは事業)を作るときに一番最初に実現を目指すべきことは
①利用者の満足(Saticefaction)
次は
②再現性(Repeatability)
次は
③拡張性(Scalability)
今更ながら心から気づいたような気がするからメモっておく。
①利用者の満足(Saticefaction)
会社を作ってすぐのときに、提供する役務に対し満足を得ることはとても難しい。
ユーザーは目が肥えてるし様々なサービスが世の中には存在する。その中であえてできたばかりのうちの会社のサービスを使い満足してもらう。相当差別化できていないと難しい。
または企業ができたばかりの経験も実績も無い会社のサービスや商品を購入して満足する。
ちょっと考えただけでも難しい。
一回でも満足を得る商品やサービスを作るのはとても大変だけどベンチャーの挑戦とはここから始まるのだと思う。
②再現性(Repeatability)←辞書には載ってなかったけどこんな感じだと思う。
満足してもらったサービスが出たら、その満足を組織的に仕組みで再発生させられるように標準化することが必要。
オペレーションの世界で3Sというのが存在する。
単純化(simplification)、標準化(Standardization)、専門化(specialization)
3Sは色々なところで語られているので省略するが、3Sを意識しながら再現性を組織やサービスに埋め込んで行く。
③拡張性(Scalability)
満足してもらったサービスを何度も再現できるようになったら最後に何件までそれを増やせるか。
ここは結果論に近い。
スケーラビリティがあるもので①②を行うよう設計する。もしくは好きで①②をやっていたら結果的にスケーラビリティがあった。
このどちらかであろう。
②までこれればまあ成功、③まで来れれば大成功ということになる。世の中で大ヒットしたものはすべて①②③を有していると思う。身の回りで考えてみてほしい。
僕の浅い経験ではこの順番が入れ替わることは無いような気がする。
そしてアイデアを練るときは③から考えた方が夢がある。
出版社ディスカヴァー・トゥエンティワンの干場と申します。この記事、とても共感し、ブログに勝手に引用させて頂きました。事後になってしまって申し訳ございません。トラックバックもはらせていただいたのですが…。
おさしさわりがありましたら、おっしゃってくださいませ。これからも、刺激的な記事を楽しみにしております。
投稿情報: 干場弓子 | 2008-08-21 11:24