映画「明日への遺言」の企画に参加してみることにした。
「理想のリーダー像」
「50年後100年後の日本に遺したいモノ、コト」
「あなたが家族の愛を感じたエピソード」
の作文コンテスト。
こんなお題が出ていたが、どうしようかなと考えながら、たまたま打ち合わせでソニーに行きました。
そうしたら、「ランドセル贈呈式」をやってました。
今年小学校に入学する社員の子供に対しソニーがランドセルをプレゼントするという素敵なイベントです。
僕の父親は古くからソニーに勤めていて、僕は創業者の井深さんからランドセルをもらいました。今でもぼんやり覚えています。
以下ソニーHPより抜粋。
ソニーでは、従業員家族で小学校へ入学する子供に対してランドセルを贈ることと、全国の小学校(現在は小学校および中学校)を対象に「ソニー理科教育振興 資金制度」(現、ソニー教育資金)を設けた。ランドセルの贈呈については、戦後13年が経ち、日本の復興も目に見えて進んできたとはいえ、庶民の生活はそ れほど楽とはいえず、小学校に上がる子供に余裕を持って新しいランドセルを買ってやれる家は少ない。ソニーに勤める社員とて同じだ。そこで少しでも社員の 負担を軽くし、祝ってやろうという井深の発案でなされたものだ。
話を元に戻して、今の僕があるのは父親とソニーの存在が極めて大きい。
ソニーが大企業に向かっていき、日本が世界の中心に出るまで親父はソニーで活躍し、その楽しさ、井深さん、盛田さんのことを子供の僕に熱心に伝えていたと思う。
そんな日常から、「新たなものを生み出したい」、「社会に影響を与えたい」という気持ちが自然に身についたんだと思います。
会社を作ろうなんて思うようになったのもこのころのソニーの話の影響が強いように思います。
こんなワクワク感を子供に伝えて行かなくてはならないし、社会の中の存在として社会に対して恩返しをしていく。ランドセル贈呈式を見ながらそんなことを強く感じます。
ソニーの当時の経験から感じるのは夢と希望と愛に満ちた社会作りみたいな感じです。
先人たちが作ってくれたこういった土壌を僕らの手でちゃんとつないで行きたいなと思います。
「明日への遺言」を観てまたそんな気持ちを新たにしたいものです。
私も入学にあたって井深さんからランドセルを頂きました
あのころを思い出すととてもうれしかったですね
贈呈式がなかったらソニーで働いてはいなかっただろうなとおもいますね
投稿情報: | 2008-02-27 21:36